印刷物表面加工

印刷物表面加工 - タバック・リフレクト

背景と狙い

商業印刷、パッケージ用途については、2000年4月に施行された「包装容器リサイクル法」を初めとして、環境への配慮、特にリサイクル適性への要望が高いものになりつつある。また、新規な意匠性、機能性を付与出来る表面加工へのニーズは強いものがある。

出版物、商業印刷物、パッケージでの店頭陳列効果を高める為の均一な光沢感に優れた紫外線硬化型コーティングはあったが、意匠性に富んだ柄を簡単に付ける事は不可能であった。印刷パターンに合わせた柄での表面凹凸模様の実現は難しいものであった。

「タバック・リフレクト」の特長

タバック・リフレクト」は希望するパターンや柄を自由自在に表現し、且つ、エッチング効果を持つエンボス状、あるいは凹凸模様を形成出来る紫外線硬化型コーティングが実現出来る。

紫外線硬化型コーティングの一般的な特長である高光沢性、高透明性、高耐摩耗性、傷付きにくさを持ち、任意の絵柄に合わせたパターンで、且つ、エンボス状の模様を形成する事により高度にデザイン上のコントラストを実現出来る一般的なエンボスやシボ模様と違い、特別な加工工程を必要とせず、しかも従来の様なエンボス型ロールを使用しなくても良く、通常の表面加工技術での加工を可能にした。商業印刷物や包装材料の市場の中で、意匠的工夫により、表面加工での商品の差別化が可能 となる。

ラミネート品ではなくコーティング加工品であり、古紙としてリサイクル適性の高い物である新開発のコーティング剤は、塗料メーカーと共同開発を行ったものである。印刷物の表面に加工する場合、印刷物の方式等の制約はない。又、基材も紙・プラスチック等の制約はない。特に金属蒸着、ホログラム等の特殊仕様品への加工が実現できる。当該技術については、特許を出願中である。

エンボス模様

砂目や水紋(みずしぼ)等が可能。デザインの詳細は当社にご相談下さい。

価格

エンボス型、シルク版、樹脂版を必要としないため安価に供給出来る。シルクスクリーン印刷でのエッチングの2~3割安価になる。

2000年5月24日付けの日経産業新聞に掲載