ホログラム、ラミネートなど自在な特殊加工で印刷物に豊かさを
株式会社 トーツヤ・エコー

表面加工における「背割れ」「紙割れ」を防ぐには?

トップページ > ブログ > 表面加工における「背割れ」「紙割れ」を防ぐには?
2017/02/05
Written by 株式会社トーツヤ・エコー
タグ :
PET PP トランスタバック プレスコート ラミネート 印刷トラブル 折り加工 表面加工

 

 

見出し  背割れ・紙割れってどうして起こるの?

 

背割れ アップ

紙は、水分が低くなるほど硬くなります。そうすると紙の弾性がなくなってしまい伸びずらくなり、その結果紙割れが発生しやすくなります。特に冬場は、低湿度の影響で紙からの水分が抜け、含水分が低くなり紙割れが生じ、折り割れが発生しやすくなります。



見出し  印刷インキが影響する場合もある

 

印刷インキイメージ

印刷のインキが背割れの原因となる場合もあります。

油性インキの印刷物は、用紙にインキがしみ込んでくるので折り曲げてもそれほど背割れは目立ちにくい傾向にあります。しかし、UVインキの場合、インキの硬化速度は極めて速く被膜が硬いため、折ったり曲げたりするとインキが割れやすく、その結果紙割れを起こしやすくなる傾向が見られます。


▶「UV印刷」とは?



見出し  表面加工の加工種によっても大きな差がある

 

表面加工 コーティング

 

印刷後、どのような表面加工を施したかによっても差があります。

 

光沢コートやプレスコートの場合
光沢コートプレスコートの樹脂は比較的柔らかく膜厚も薄いため、大きな割れは発生し難い傾向にあります。割れが発生した場合でも、樹脂が柔らかい分小さな亀裂(クラック)の発生にとどまることがほとんどです。

▶▶「プレスコート」とは?
 

UVコートやトランスタバックの場合
UVコートの場合、UV硬化型樹脂は光沢・耐摩擦性が優れている反面、樹脂は硬いという性質を持っています。それ故にコートされた層は厚く硬いため、紙割れを起こしやすくなります。同様に、トランスタバック加工もUV硬化型樹脂を使用しているため紙割れが起きやすい傾向にあり、これらは割れが発生した場合、大きくひび割れて目立つ傾向にあります。

▶▶トランスタバック加工って、一体どんな加工? 

PPラミネート加工の場合

表面加工種の中で紙割れを防止する目的として一番適している加工は、PPラミネート加工になります。PPフィルムは柔軟性があり、15~20μの成膜された被膜であるため、コーティングより厚く強度があり、紙割れは起こり難いです。


▶▶ラミネート加工で使用するフィルムにはどんな種類のものがある?
▶▶加工別にみる光沢度の違い



見出し まとめ

紙割れを防ぐことが目的であればPPラミネート加工がお勧めです。しかし、コーティングでの対応を希望する場合でも、後工程でのスジ押しの入れ方や、折り強さなどの調整で割れを回避できる方法はあります。また、予め紙種の選定やデザインを工夫することで紙割れを回避するか、事前テストを行い不具合を検証し、しっかりと確認しておくことも大切です。

▶▶表面加工でワンランク上のパッケージに!化粧箱における表面加工の注意点とは?
▶▶「ブロッキング」はなぜ起こる?表面加工におけるブロッキングの原因とその対策



表面加工に関するお問い合わせ



関連のある記事 

印刷物表面のキズを防ぐには? 印刷物の表面のキズを防ぎたい!その対策とは?

表面加工による色のトラブルを防ごう 表面加工による色のトラブルを防ごう
加工別にみる表面加工の光沢度の違い 加工別にみる表面加工の光沢度の違い

- お電話でのお問い合わせはこちら -

phone_iphone

048-421-2233

- お気軽にお問い合わせください。 -

mail_outlineお問い合わせフォームへ