トップページ > 会社案内 > 会社案内(第29期 ご挨拶)

会社案内Company

contents_top_img

第29期 決算ご挨拶

謹啓 平素は弊社に対し多大なるご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。

 早速、弊社第29期の決算についての概略を関係各位の皆様にご報告申し上げます。

 

 全体といたしまして、印刷業界の従来市場の縮小の中必死に受注活動に邁進したものの、総受注額 3,234,004,477円(対前年比7.7%減)、営業利益123,480,545円(対前年比49%減)減収、大幅減益となりました

 

 製品別では、印刷関連受注は底堅く推移したものの、高付加価値ラミネート品、コーティング品における受注不振が大きく、これに加えて大ロット案件の失注もあり、全体として前期実績を下回りました。

 

 市場分野別業況では、従来堅調に推移できた宣伝販促物、付録類の量的減少と相まって出版・出版印刷分野では前年対比10%程度落ち込みました。

 特に直受以外の出版印刷受注は激しく落ち込みました。

 

 商業印刷関連分野では、家電、化粧品、菓子食品、流通系における大ロット・高付加価値品の受注が低調でありましたが、ステーショナリー、アミューズメントパッケージ分野は堅調に終始し、中堅新規顧客との関係強化と併せて微増で推移いたしました。

  代表取締役社長 杉山 光治

 また、トランス・タバックHLの主力市場でありますトレーディングカード分野では受注努力及ばず受注減となりました。

 

 紙器包装関連分野は比較的安定的に推移し増注となりました。

 

 収益構造としては、トランスタバック・タフガードやタイマットラミの増注効果や低価格、不採算受注品を整理し、製造部門における生産の7ポイントの徹底見直しの効果により製品ごとの平均受注価格を維持することができ、営業利益123,480,545円に留めるにいたりました。

 

 さて、弊社経営を巡る事業環境について、2015年の世界経済は中国経済の先行き不透明感、原油・資源安、FRBの利上げに振り回された一年でありました。2016年先行きも引き続き米中の動向に左右される展開が続くとみられます。国内では2015年10~12月期の実質GDP成長率は前期比-0.3%と一次速報の同-0.4%から小幅の修正にとどまり景気が横ばいであるとされています。2015年の実質GDP成長率は前年比+0.6%にとどまる見込みであり、2年連続の個人消費の減少が低成長の主因であるといえます。

 

 今後の見通しとして、米国の追加利上げや中国経済の下振れ懸念の高まりに伴う国際金融市場の調整がこれ以上強まらない前提にたてば、新興国景気が16年後半にも底打ちすることで2016年世界経済3.1%増になり17年にかけて緩やかに持ち直すという見方があります。また、国内では、取沙汰されている2017年4月の消費税率引き上げによる駆け込み需要、原油などの資源価格下落による家計所得や企業収益の押し上げが景気の下支え要因となり、17年後半から東京五輪に伴う需要が始まることで何とか景気は持ちこたえるようです。

 

 一方で2020年の国内印刷市場規模は中位予想で4兆6千億円まで縮小するであろうと予測されています(中位予測)。「寡占」「予算削減」「大都市集中」「価格低下」「人材不足」などのキーワードに象徴される業界では、総じて利益・人件費が大きく減少する一方で原材料コストが横ばいであるという深刻な収益構造の問題を抱えています。

 これは、印刷業界における旧来型印刷市場は外部環境如何に係らず激しく縮小を続け、印刷企業はさらなる収益構造の劣化に曝されると理解せざるをえません。

 

 しかし、このような苛酷な環境下で2020年に生き残ることができた企業は、その質・量ともに今より確実に成長・回復しているはずであります。弊社の存立はそのような企業の皆様の印刷加工分野におけるベストパートナー(選択強者)になることでしか実現できないと確信しております。

 

 第30期は「ベストな印刷加工会社として選択」していただくために、「人材」「設備」「原材料」「生産手法」の4Mとそれらの徹底有効活用を目指し業容の回復に邁進いたして参ります。具体的施策をご紹介いたします。

 

 先ず、機能的組織機構改革として、「営業本部2部制」「副本部長職の設置」及び「製造本部第4製造部新設」を実施いたします。

 新たな設備として、印刷関連分野に導入した新鋭機を本格稼働し、当該分野の強化を目指します。

 「トランス・タバック」新製品を前期中に上市し受注開始いたします。

 機能性ウェブコーティングに取り組み新分野開拓に注力いたします。

 自社版権キャラクターを取得し新分野に取り組みます。

 以上種々の施策を展開し

 

      総受注計画  3,400,000,000円

      計画営業利益   190,000,000円

 

を策定いたしました。

今期目標を達成すべく全社員「得意淡然、失意泰然」を旨とし一丸となり努力いたして参ります。ご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます

 
謹白
 
平成28年4月25日
株式会社トーツヤ・エコー 代表取締役社長
 杉山 光治

 

ライン
第28期 ご挨拶
contents_bottom_img