◎12月16日は「紙の記念日」
早いもので、もう今年も残り半月となりました。
ところで、12月16日が「紙の記念日」であることをご存知でしたか。
1875年の12月16日に、王子製紙株式会社の前身である「抄紙会社」が、
東京の王子の工場で営業運転を開始したことに由来するそうです。
抄紙会社は、1873年に渋沢栄一が大蔵省紙幣寮から許可を得て民間企業として独立させた、
「洋紙」を作る会社です。
それまで日本では、楮や雁皮などを原料にした「和紙」が手作業で作られていましたが、
それ以降は、主に木材パルプを原料とする洋紙が大量に作られるようになりました。
2000年代に入り、洋紙の国内需要は多いときで3000万トンを上回っていた時期もあったそうですが、
それ以降は時代の変化と共に徐々に減ってきています。
◎紙と表面加工
トーツヤ・エコーでは、これまでさまざまな紙に表面加工を行ってきました。
紙と表面加工に関するお役立ち情報をまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
■「コート紙」とは?
よく耳にするコート紙とはどんな紙?
■「アート紙」とは?
アート紙とはどんな紙?
■「タック紙」とは?
シールにも表面加工は可能?
■「蒸着紙」とは?
ピカピカの蒸着紙。表面加工はできる?
■「合成紙」とは?
ユポに代表される合成紙。表面加工はできる?
■表面加工ができない紙ってどんな紙?
表面加工に適さない紙や、仕上がりに不具合が生じやすい紙があります。
■表面加工における「背割れ」「紙割れ」を防ぐには?
冊子の背の部分や箱の折り目などを割れたようになってしまうのは何故でしょうか?